a 舌下神経
b 舌神経
c 舌咽神経
d 顔面神経
e 迷走神経
答え)c e
頸部の解剖問題。執刀経験がある人なら、まず間違えない問題。
しっかり解剖を確認しておこう。

顔面神経は下顎縁枝をみることがある。確認しなくても手術はできる。
顔面動静脈の多くは下顎縁枝より深部にあるので,顔面動静脈が下顎骨下縁より出た付近で下顎縁枝を同定し,顔面動静脈を結紮切断した際に上方に挙上しておけば神経が保護できる。

参考資料:中西 啓, 峯田 周幸【顔面・頸部疾患診療における論点】顎下腺唾石症の治療は? 顎下腺摘出術の立場から. JOHNS(0910-6820)27巻10号 Page1598-1600(2011.10)

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