2020(12) 持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)に関して、誤っているのはどれか。

【本サイトはプロモーションが含まれています】

a 認知行動療法が有効である。
b Meniere病と併存することがある。
c 立位姿勢で症状が誘発されることが多い。
d 発作的にめまい症状を認めることが多い。
e SSRIの投与が有効である。






















正答)d

2017年に診断基準が発表された持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)がもう出題されている.

やはり,新しい概念も3年程度経てば,専門医試験に出題されうることを示唆している.2020年の専門医通信にも登場している.

PPPDは,3カ月以上持続する浮遊感不安定感,非回転性めまいを主訴とし,症状は立位,能動的あるいは受動的な体動,動くものや複雑な視覚パターンをみた時に増悪する.

何らかの急性めまい疾患(メニエール病など)に続発する.ほかの器質的前庭疾患や精神疾患を合併することもあるが,それらでは症状を説明できない.
SSRI/SNRI,前庭リハビリテーション,認知行動療法の有用性が報告されている.

めまいは発作的ではない.



PPPDについては、診療ガイドライン編の講義の「2022年試験に向けた最新のトピックス」でも詳しく解説しています!



もぱん
もぱん

LINE公式アカウントでいつも配信しているような予想問題・演習問題がたっぷり詰まった問題集、用意してます

他の受験者に差を付けられるような演習問題がたくさんありますので、ぜひどうぞ!

タイトルとURLをコピーしました